昨秋、今春の県大会覇者・日本文理が5回コールドで2年ぶりのベスト8入りを決めた。

 投打ががっちりとかみ合った。1回裏1死二塁から3番川村啓真(3年)の左中間三塁打で先制すると、4回までに12安打10得点。新潟が繰り出す3投手を打ち崩した。大量リードをバックに、エース稲垣豪人(3年)は5回を1安打無四球の無失点。三塁を踏ませなかった。

 川村は「稲垣がいいピッチングをして、土台をつくってくれた」、稲垣は「先制してくれたことで、余裕を持って投げられた」。快勝にチームの絆も強まった。