2年ぶり28回目の出場となる愛知代表の中京大中京が4日、甲子園球場で練習した。打撃練習では、4番鵜飼航丞内野手(3年)が左中間席に打球を運び、「観客席が広い。ワクワクした」と目を細めた。

 高校通算56本の鵜飼は、6月に右太ももの肉離れを負った影響で、愛知大会は打率1割9分。甲子園出場決定後に振り込んで、本調子に戻した。「仲間に助けられてきたから、今度は自分がチャンスで打って周りを助けたい」と意気込んだ。