打線の流れを重視した。小枝監督の考えでは3番は作戦面でも、動けるタイプの選手が理想。強打と俊足を兼ね備える中村は合致する。当初は「清宮、中村、安田」とジグザグで組むプランも浮上したが、安田の好調さが選択肢の幅を広げた。練習試合3戦で清宮の2発を上回る3発。同監督は「積極性が出て、良くなった。清宮を楽に打たせてあげてくれれば」と相乗効果を期待した。

 チームは計20時間の長旅の末、カナダ・サンダーベイに到着した。予定より約1時間遅れ、午前0時過ぎの到着だった。国際試合ならではのハプニングにも見舞われ、秀岳館・川端、田浦、大藤コーチらのスーツケース、清宮ら全選手のバットなどが届かなかった。経由地のトロントからの移動は飛行機が小さく、荷物が載り切らなかったとみられる。関係者が手配を済ませ、選手はバスで宿舎入り。現地時間の29日午後から練習を開始し、大会に向けた調整を進める。【久保賢吾】

 ◆U18W杯 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する、18歳以下の世界大会。81年に始まり今回が28度目。前回15年は日本で初開催した。日本が高校日本代表で臨むのは04年(準優勝)12年(6位)13年(準優勝)15年(準優勝)に次ぎ今回が5度目。オープニングラウンド(1次リーグ)は2組各6チームで総当たり戦を行い、各組上位3チームがスーパーラウンド(2次リーグ)に進出。スーパーラウンドの上位2チームで決勝を争う。