史上最多の高校通算111本塁打を誇る早実(西東京)清宮幸太郎内野手(3年)が22日、会見を開き、プロ志望届を提出することを表明した。

 清宮は「私、清宮幸太郎はプロ野球志望届を提出することに決めました。プロの世界の厳しさは十分理解しているつもりですが、目の前の目標を1つ1つクリアしていきたいと思っています」と話した。

 今月上旬に行われたU18W杯後に「大学かプロかで迷っています」と話し、12日の日本帰国後にラグビーヤマハ発動機で監督を務める父克幸氏(50)らとの家族会議を実施。帰国から10日後のこの日に意思を表明した。

 現状、12球団は清宮獲得の撤退意思は明らかにした球団はなく、トップクラスの評価は変わらず。89年の野茂英雄、90年の小池秀郎の最多8球団の競合を超える可能性もある。

 運命のドラフト会議は10月26日に行われる。