来年春のセンバツ出場の参考となる第141回九州地区高校野球大会の各県出場校が7日、すべて決定した。

 熊本は準決勝が行われ、文徳と九州学院が勝ち上がって出場を決めた。九州学院は秀岳館と延長12回の末に逆転サヨナラ勝ち。秀岳館は5季連続甲子園出場が厳しくなった。

 長崎の準決勝では、長崎商、創成館がそれぞれ勝ち上がり出場権を得た。

 福岡の準決勝は、ともに延長戦の激戦となった。今夏出場の東筑は小倉を相手に延長11回サヨナラ勝ち。筑陽学園は同じく延長11回の末に、東福岡に競り勝った。

 すでに大分では明豊、鶴崎工。佐賀は佐賀学園、伊万里。鹿児島は鹿児島実と神村学園。沖縄は沖縄尚学と興南が九州大会出場を決め、開催県である宮崎からは4強に進んだ延岡学園、富島、宮崎日大、都城東が出場する。

 九州大会は12日の抽選を経て、10月21日から宮崎県で行われ、例年通りなら4強入りで来年春のセンバツ出場が有力となる。