今春のセンバツ出場が確実視されている大阪桐蔭が5日、大阪・大東市内のグラウンドで始動した。毎年恒例の野崎観音(慈眼寺)を参拝した後、約5時間グラウンドで汗を流した。

 今年は多数のドラフト候補を抱え、春連覇の期待もかかる。今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手(2年)は「勝ちきることを目標に(いったん返す)日本一の旗を取り返します」と力強く話した。元日には出身の岐阜県の神社に初詣に行き「頑張るので見ておいてください」と活躍を誓った。

 同じく1位候補の藤原恭大外野手(2年)も「全員の力を合わせて2連覇したい。春も夏も悔いが残らないように、1試合目から結果を出して行きたい」と意気込んだ。