智弁和歌山の高嶋仁監督(71)が強力クリーンアップの復活に期待した。「センバツ発表のころからうまく状態を上げてきていたんですが、今は少し落ち気味。これから上げていかなければ」と初戦までの課題を挙げた。

 とはいえ、8日の対外試合解禁後の実戦で、右ひじ手術を経て戦列復帰した林晃汰内野手(3年)については「もう4本打ちました」と明かし、隣の席にいた富山商・前崎秀和監督(40)は「えっ…」と絶句。4番の文元洸成主将(3年)も2アーチをマークしており、冨田泰生外野手(3年)を含めた中軸は、今大会注目の打線になりそうだ。