1994年(平6)以来の初戦突破を目指す中越(新潟)は38番目に行進した。

 小鷹葵主将(3年)は「リハーサルとはまったく違った。暑さがグラウンドから伝わってくるし、何よりお客さんの数がすごかった」と興奮気味に話した。

 2年ぶり11度目の出場。第1日の第3試合で慶応(北神奈川)と対戦する。ナインは開会式の雰囲気にのまれないことを意識して臨んでいた。「少し驚いたけど、のまれてはいない。むしろ気持ちが高まったことをパワーに変える」と初戦に備えた。