初出場の札幌大谷(北海道)が、5年ぶり4回目出場の龍谷大平安を下し、初勝利を挙げた。

初回に相手失策に乗じ2点を先制。さらに1死満塁から、7番青山弥稜(みたか)三塁手(ともに2年)の中前適時打などで3点を加え5点をリード。7回に6-5と詰め寄られると、8回からは右横手投げの太田流星(2年)が2番手で登板し、2回無安打無失点で抑えた。

お笑いコンビ、タカアンドトシのトシのいとこで、97年インターコンチネンタル杯の日本代表メンバーとして、世界一を経験している船尾隆広監督(47)は「選手が全国という壁を感じさせずに戦ってくれた。間違いなく自信になる」と話した。