昨夏代表の藤蔭が、35年ぶりベスト8と快進撃を続けた大分南を5回コールドの圧勝で退け、2年連続夏甲子園へM2とした。先発の背番号11、小宮大明投手(3年)が4回まで無失点。打っても2回に先制2点適時打を放って、打線爆発の口火を切った。

今年2月に就任したばかりの竹下大雅監督(26)にとっては初めての初采配で4強入り。「なんとか先制をして試合の主導権を握ることができた。小宮が試合をつくってくれた。これからは簡単にはいかない。先制されても焦らないようにしたい」と気を引き締め直していた。