明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督(63)が開会式リハーサル前の監督対談で、初戦の藤蔭(大分)の竹下大雅監督(26)を、さっそく話術でけん制した。

2人は年齢差37歳の今大会最年長と最年少の監督。竹下監督の干支(えと)がサルだということを聞くと「なるほどな~。私は優しいヒツジ。紙食うヒツジですよ」とし、「(サルだけに)背中に乗られるんとちがうか~」と馬淵節を大展開。

さらに“口撃”は止まらない。「結婚してんの」と質問。竹下監督が「してません」と応えると「早く結婚せんほうがいいよ」とアドバイス(?)を送り、竹下監督はたじたじとなった。

竹下監督は馬淵監督について「自分が現役の時から見ていた監督。試合をやらせていただいてありがたいが、勝負事なので勝つ」と落ち着いてやり返していた。