3季連続甲子園出場の八戸学院光星(青森)が初出場の誉(愛知)を破り、夏は9大会連続で初戦を突破した。

八戸学院光星は1回、プロ注目の「1番遊撃」武岡龍世内野手(3年)が死球で出塁。2死満塁から「6番三塁」下山昂大内野手(3年)が令和第1号となる左越え満塁アーチを放って4点を先制した。4回に武岡の右前適時打で1点、6回に武岡の中堅フェンス直撃の適時三塁打と近藤遼一内野手(3年)の右犠飛で2点を加え、着実にリードを広げた。

誉は4回に、先頭の「2番二塁」手塚陸斗内野手(2年)がチーム初安打の左前安打で出塁し1死二塁としたが逸機。7回にも連打で2死一、三塁としたが、得点につながらなかった。

◆青森勢60勝 春夏通じて全国60勝(すべて甲子園で記録)。夏47勝目、センバツでは13勝を挙げており、47都道府県で35番目の到達。東北勢では宮城勢に続く2番目の到達。