仙台育英(宮城)が2年ぶり5度目のベスト8進出を決めた。

1回、敦賀気比がアクシデントに見舞われた。2死走者なしの場面で、13日の国学院久我山(西東京)戦でサイクル安打を達成した杉田翔太郎内野手(3年)が頭部に死球を受け途中交代。甲子園は一時騒然とした。その裏からは、長谷川信哉内野手(2年)が杉田に代わって一塁を守った。

敦賀気比は、3回2死一、二塁で野道大誠内野手(3年)、長浜慶太内野手(2年)に連続適時打が生まれ、3点を先制した。

仙台育英も5回、2死三塁から2者連続適時打で、2点を返す。6回には、木村航大捕手(1年)のスクイズ、水岡蓮外野手(3年)の右前適時打で2点を追加し、逆転に成功した。

敦賀気比は14年以来4度目のベスト8進出を逃した。