盛岡大付(岩手1位)が仙台育英(宮城1位)との甲子園常連校対決に敗れ、2年連続のセンバツ出場は絶望的になった。

初回裏2死一塁、4番塚本悠樹捕手(2年)の左翼越え2ランで先制したが、後が続かなかった。その後打線は1安打と沈黙。計13三振も献上し、3回以降、無安打に抑えられて8回コールド負けした。

関口清治監督(42)は「1番悔しい負け方。(先発投手が)フォアボールを出してしまってリズムに乗れなかった。相手の向坂君が予想以上に良くなってボールの見極めができなかった」と投打の完敗を認めた。前2戦無安打で大会9打席目で県大会に続く公式戦5号を放った塚本は「結果につながらなくて悔しいけれど、自信にしたい」と来季の巻き返しを誓った。