新型コロナウイルス感染拡大を受け、各県で春季大会の中止・延期の動きが広がっている。愛知県高野連は9日、20日から予定していた春季大会地区予選の中止を発表した。

8日に臨時の理事会を開き決定した。通常は5地区に分かれて地区大会を行い、勝ち残った高校が県大会に進出する。代わりの選考方法は未定。県大会(4月11日開幕)の開催可否も含め、同3日の理事会で検討される。また、佐賀県高野連は春季大会を当初の3月21日から同25日以降に延期し、無観客で行うと発表した。

この他、静岡、岐阜、大分、鹿児島、沖縄は延期。東京1次予選、香川、愛媛、高知、四国大会は中止。岡山は地区予選をリーグ戦方式からトーナメント方式に変え、日程短縮。兵庫は3月末までに休校・部活動中止が解除されなければ、大会中止と決めている。