第92回選抜高校野球(19日開幕、甲子園)の開催可否を決める臨時運営委員会が、11日に大阪市内で行われ、センバツ史上初の中止が決定した。

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大分商は23年ぶりのセンバツが中止になったこの日は、取材対応は行わなかった。秋季九州大会では準優勝。プロ注目の最速147キロ右腕、川瀬堅斗投手(2年)はソフトバンク川瀬の弟で、センバツ出場が決まった当日には「先輩方のベスト8を超えたい」と春夏合わせて過去5度の8強超えを目標に掲げていた。だが、県立のため政府の休校要請で思うような練習ができていない状況だった。