昨秋県大会1回戦敗退の伏兵浜松修学舎が、県王者からの金星を逃した。

相手のミスを突いた初回に2得点。2回にも2点を追加して4-0と突き放した。先発の西村倖弥投手(2年)は4回まで、4安打を浴びながらも無失点。しかし5回の相手反撃を止められなかった。打線も単打3本に終わり、相手は計12安打。実力差は明らかだった。

藤田圭司監督(53)は「力負けです」と認めた。「記録に残らないような細かなミスも多かった」と振り返った。今後は新チームで再始動する。「今回の経験を秋に生かしていきたい」と顔を上げた。