大阪園芸が5回コールド負けで3回戦で敗退となった。

7点を追う4回表、主将の福森建太内野手(3年)が右翼へ意地の二塁打を放った。3回にエラーが重なり7失点。その後も挽回できず5回で試合終了となったが、福森は「楽しかった。夏の大会悔いなく終われた」と充実感をにじませた。

初戦は10年ぶりに公式戦勝利を飾った。通常、夏休み期間中に行われる実習は、新型コロナウイルスの影響で7月から行われ、練習時間は1時間程度。限られた時間のなかで木製バットを使用しバッティングに磨きをかけた。松川雅哉監督(27)は「OBからも『1勝できてよかった』と言ってもらえた。『野球楽しいな』、『またやりたいな』と長い目で見て草野球でもいいから、野球に関わってくれたらいい」と教え子たちに暖かいまなざしを向けた。