昨秋東北大会準Vの鶴岡東が自慢の強力打線で逆転勝ち。昨秋の新チーム結成から県内公式戦負けなしで優勝を飾った。

1回にソロ本塁打で先制を許すも2回に追いつき、3回1死二、三塁で4番鈴木喬主将(3年)が勝ち越しの中犠飛、続く5番太田陽都外野手(3年)の適時右二塁打などで3点を奪って勝ち越した。準決勝までチーム打率4割5分2厘の打線は13安打で9点を奪った。

9回は右翼で優勝の瞬間を見届けた鈴木主将は「夏の優勝をしたくて、この学校に入った。その瞬間をかなえられたことは、すごくうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

鶴岡東は山形代表で9日からの東北大会(宮城・石巻市民球場)に出場。16日の甲子園交流試合では、第3試合で日本航空石川と対戦する。