帝京が8強一番乗りを果たした。

武者、柳沼、田代の3投手のリレーで2安打無失点。ただ、打線が成城先発の石原の緩いボールを打ちあぐね、6回まで4安打のみ。相手守備の乱れもあって4点は奪ったが、連打がないまま試合が進んだ。ようやく8回につながり、2番手の亀田から4安打で2点を追加した。

前田三夫監督(71)は「打ちあぐんでましたね。逆方向に狙えばいいのに。打線が取らないから(武者が)狂いましたね」と、6回途中で制球が乱れ、武者が降板した場面を振り返っていた。