滝川は対戦相手決定後、旭川実の田中対策をしてきたが、実らなかった。

初回先頭の吉田がいきなり右前打を放つも、田中相手にはこの1本のみ。打撃マシンの球速を140キロ以上に設定し準備したが打ち崩せなかった。磯貝主将は「速い球は練習していたが、変化球にキレがあり、制球もうまく対応が難しかった。流れを変えられなかった」と振り返った。

●滝川の畑瀬善信監督(45) 好投手の田中君相手によく食らい付いてくれた。あきらめずやってくれた3年生の姿は、後輩たちにも伝わったと思う。

●チーム唯一のマルチ安打を記録した滝川の吉田 (旭川実の田中は)球が速かったので当てただけで飛んでいった。次は北大会で勝てるように、もっとレベルを上げてきたい。