大阪桐蔭・関戸康介投手(2年)が、チームの3戦連続コールド勝ちに貢献した。

11-1の5回表に登板。その回を抑えればコールド勝ちが決まるイニングで、2連続奪三振を含む完全投球。必勝中継ぎとして阪神で一時代を築いた浪速・遠山監督(53)の前で、好救援を見せた。

関戸は3月の打撃練習で右手中指を骨折。けがを克服し、最近の練習で最速151キロ、この日は147キロをマークするなど状態は上がっている。本人も「けがはもう大丈夫、万全です。今日は低めに投げることができた」と笑顔を見せた。

西谷浩一監督(50)は「今日はいい顔をしていた。速さだけでなく、クレバーな投手です」と未来のエースとしての成長に期待。3回戦の高槻戦で2回5奪三振無失点と好投した。好結果を続ければ、甲子園交流試合での登板も見えてくる。