秋季北信越地区高校野球大会の組み合わせ抽選会が2日、富山市民球場で開かれ、県勢3校の対戦相手が決まった。1回戦は10日に行われ、県大会で初優勝した加茂暁星は東京都市大塩尻(長野3位)と対戦。準優勝の新潟明訓は小松大谷(石川2位)、第3代表の関根学園は新湊(富山2位)と対戦する。大会は富山市民球場を主会場に、期間は10、11、17、18日の4日間。来春のセンバツへ、参考資料になる大会だけに県勢3校は力を出し尽くす。

加茂暁星は2年連続2度目の出場。初出場の昨年は大舞台の雰囲気にのまれ、敦賀気比に名前負けして0-10で5回コールド負け。しかし県1位で臨む今回は同じ轍(てつ)を踏まない。主将の椿大雅遊撃手(2年)は「昨年を経験している選手は大勢いる。昨年の雪辱です」と張り切る。母校との初戦になる高橋諒監督(26)は「全試合が決勝のつもり」と話した。

新潟明訓は攻守のバランスの良さで、関根学園は勝負強さで初戦に挑む。