センバツ高校野球大会(3月19日開幕)の選考委員会が行われ出場32校が決まった。組み合わせ抽選会は2月23日に行われる。

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代表校アラカルト

◆初出場 大会初出場は10校。夏の大会を含め甲子園初出場は柴田、京都国際、聖カタリナ学園、大崎、八戸西、三島南、東播磨、具志川商の8校。

◆出場回数 中京大中京の32度は龍谷大平安の41度に次ぐ2位。県岐阜商は3位の東邦に並ぶ30度目。

◆ブランク出場 宮崎商はのちにヤクルトなどでプロ通算63勝を挙げた西井哲夫投手を擁して出場した69年以来、52年ぶり。

◆私立優勢 公立は21世紀枠の4校を含め9校。私立23校。

◆アベック出場 宮城、奈良、兵庫から2校が出場。宮城県勢の2校は01年の仙台育英、東北以来20年ぶり2度目。

◆V経験校 春夏のいずれかで甲子園V経験があるのは常総学院、東海大相模、中京大中京、県岐阜商、敦賀気比、智弁学園、大阪桐蔭、天理、明徳義塾の9校。

◆21世紀枠 青森県と静岡県からの21世紀枠選出は初めて。沖縄県からの選出は、同枠導入1年目の01年に4強入りした宜野座以来2校目。

◆島から 大崎は長崎県西海市の離島から出場。沖縄本島を除き、島からの甲子園は洲本(兵庫)久賀(山口)隠岐(島根)八重山商工(沖縄)佐渡(新潟)大島(鹿児島)小豆島(香川)に次ぎ8校目。

◆カタカナ校名 聖カタリナ学園が初出場。甲子園出場時の校名にカタカナが入った学校(地名のケやノは考慮しない)は、コザ(沖縄)聖心ウルスラ学園(宮崎)クラーク(北海道)に次いで4校目。

◆元プロ監督 常総学院・島田直也監督は日本ハムなどで投手、東海大菅生・若林弘泰監督は中日の投手、天理・中村良二監督は近鉄などで内野手だった。