中京大中京は、畔柳亨丞投手(3年)が2安打完封で4強に進んだ。 畔柳は初回に最速148キロを記録。6回先頭に安打を許すまで、無安打投球を続けた。9回にも146キロ。中1日での登板を感じさせない力強さで、カーブもさえた。三振は計7つ。球数は138球だった。 準決勝は31日、明豊(大分)と対戦する。

▽東海大菅生・若林監督(畔柳について) 闘志を前面に出していた。敵ながらあっぱれ。気迫、闘志に、うちの選手が負けてしまったと感じます。

▽東海大菅生・本田(5回4安打6四死球6失点。U15日本代表で一緒だった畔柳に投げ負け) 亨丞を超えないといけない。(畔柳は)フルカウントからも投げきって、打者を打ち取れる。疲労があっても完封。あれぐらい投げないと。

▽東海大菅生・福原(畔柳に4打席凡退) カウントを取りにくる直球もキレがあって、なかなか前に飛ばない。2ストライクからの高めを振らない意識だったけど、振りそうになるきれいな球を投げていました。

▽東海大菅生・栄(畔柳に外野フライ4つ) あの速い球でクイックで投げられてしまって、差し込まれて打てなかった。対応、情報共有ができていなかった。

▽東海大菅生・橋本(6回先頭で畔柳からチーム初安打) 差し込まれた部分はあったけど、振り切ったので、レフトの前に落ちて良かった。