旭川東は21年ぶりの北大会勝利に届かなかった。7回コールド負けも、主将の長坂は7回2死一、二塁で左翼線に適時二塁打を放つなど2安打1打点。

昨秋の大会後、長打狙いから、バットをコンパクトに振る単打狙いのスイングに変え「フォームを変えたことがチャンスでの一打につながった」。大学で野球を続けるか迷っていたが「何かを残してしまった気がする。受験で大学に行き、野球を続けたいと思う」と話した。

▽旭川東の佐藤俊行監督(42) 主将の長坂がよく引っ張ってくれた。3年生が少ない中、粘り強い打撃で、足りないものを2年生たちに気付かせてくれた。この反省を秋に生かしたい。