第8シードの日大東北が06年以来の同一カード決勝をサヨナラで制し、18年ぶり8度目の優勝を決めた。

4-4の9回2死二塁で、1番大塚健太外野手(3年)が中堅手の頭上を越えるサヨナラ打を放ち、試合を決めた。

今夏限りで勇退を決めた宗像忠典監督は「1戦1戦でチームが強くなってくれた。良いチームになった。選手には『ありがとう』と伝えたい」と話した。

準々決勝で昨夏の県独自大会を含む14連覇中の聖光学院を破った光南はあと1歩及ばず、15年ぶり夏の甲子園出場を逃した。

◆日大東北 1951年(昭26)創立の私立校。野球部は学校創立と同時に創部。夏の甲子園は18年ぶり8度目の出場。部員数は82人。主なOBは、たんぽぽ白鳥久美子(お笑い芸人)ら。所在地は福島県郡山市田村町徳定字中河原1。佐々木稔校長。