ノーシードながら快進撃を続けてきた世田谷学園が決勝を目前に力尽きた。優勝候補の東海大菅生に7回コールドで敗れた。

2回2死からの4失点が悔やまれた。成瀬智監督は「2点はしょうがない。そのあとの2点が。ウチは攻撃力がない。ロースコアで後半に持っていかないと」と話した。

ここまでの5試合中4試合が1点差の勝利だった。粘ろうの気持ち、ミスが出れば全員でカバーする野球で勝ち進んできたが、6試合目に力尽きた。石郷岡一汰主将(3年)は「2年生がスタメンに4人入った若いチーム。自分らを超えて欲しい」と後輩に甲子園の夢を託した。