第103回全国高校野球選手権(9日開幕、甲子園)の北北海道代表・帯広農が4日、同じ農業科のある士幌の生徒たちが作った、どら焼きの差し入れを受けた。

甲子園交流試合で勝利した昨夏も大会前に贈呈され「勝ちドラ」と呼ばれる縁起物。受け取った渋谷悠稀捕手(3年)は「あんこが濃くて、とてもおいしかった。全国のたくさんの農業高校が応援してくれていると思うので、元気を与えられるように頑張ります」と意気込んだ。

チームはこの日、練習道具の搬入作業と体組成測定などを行い終了。6日に関西入りし、11日のノースアジア大明桜(秋田)との初戦に備える。