新潟明訓は糸魚川に12-0の5回コールド勝ち。エース川瀬直投手(2年)が3回無安打無失点、5奪三振の好投を見せた。準々決勝4試合は3日に行われる。

新潟明訓の先発川瀬は糸魚川打線から5三振を奪うなど立ち上がり、3イニング連続で3者凡退で抑えた。

「初戦は緊張して力んでしまったが、今回は修正してよく投げられた」と4回から2番手樋口にバトンを渡す。12-0、5回コールド勝ちとなった試合のリズムを作った。

公式戦初登板となった初戦2回戦・新潟東戦以来の登板。初登板での先発3回1安打の投球を振り返り「(初戦は)直球で押していったが、今日はカーブ、スライダーも組み合わせ、1人1人の打者と対戦できた」と次戦への手応えもつかんだ。

背番号「1」を告げられたのは大会2日前。直球の制球力アップを目指し、走り込みメニューを多めにこなし、エースの座を勝ち取った。準々決勝は好投手・山倉を擁する北越との一戦。「チャレンジャーとして思いっきり立ち向かっていきたい」と4強入りを見据えていた。【飯嶋聡美】