初戦を突破した木更津総合(千葉)は、OBの力も味方につける。明日25日の2回戦を前に、オンライン取材に応じ、楽天早川、日本ハム鈴木、ヤクルト山下のプロ野球OBからウエアーの差し入れが届いたことを明かした。

主将の中西祐樹捕手(3年)は「宿舎でみんな着ています。木更津総合の歴史をつくった方々なので、伝統を受け継ぐ気持ちになりました」と、勝利を誓った。

初戦で延長13回を1人で投げきったエースの越井颯一郎投手(3年)は体をゆっくり休め、疲れもとれた。今日の練習ではブルペンで軽く30~40球を投げ「指のかかり、変化球のキレ、精度を確認しました」と好調をアピール。「初戦に続きワクワクしています」とはせる思いを口にした。

木更津総合のセンバツ最高成績は前身の木更津中央時代に出場した71年に行われた第43回大会の準決勝進出が最高成績。先輩たちの応援を受け、新たな歴史へ。木更津総合は波にのる。