強豪校同士がナイターで大熱戦を展開した。追いつ追われつの攻防で、試合終了時、電光掲示板の時計は午後9時28分を差していた。

序盤に仕掛けたのは履正社だ。1回に2者連続タイムリーで2点先制。1点差に迫られた3回も3安打を集中して2点を追加し、4回も敵失絡みで1点を刻んだ。5回終了時点で11安打5得点と、優位に試合を進めた。

だが、6回に大商大堺が猛反撃。6安打を集中して6点を奪い、逆転に成功した。履正社も攻め手を緩めない。2点を追う7回、三木太介外野手(3年)が左翼に3ランを放ち、逆転。二転三転の展開で7回表終了時点で8-7で履正社がリード。ルーズベルトゲームのスコアになっていた。

この日は同球場で準々決勝の4試合を実施。前日13日までの雨天の影響で、1試合目の開始が当初予定よりも46分遅れ、午前9時46分プレーボールだった。同カードは4戦目。6回終了時点で午後8時36分だった。

過去には18年7月24日に夏の京都府大会準々決勝4試合が行われ、第4試合が午後10時37分に終わったケースもある。