高崎健康福祉大高崎（群馬2位）が、関東第一にわずか2安打に抑え込まれ、5回コールドで完封負けを喫した。

強打の高崎健康福祉大高崎打線が沈黙。プロ注目の清水叶人捕手（3年）は「2安打で5回コールドは、記憶にないです」と肩を落とした。

関東第一・桝川颯太投手（3年）の緩急を使った投球に苦戦した。強肩強打でプロからも注目されている清水は「速い球を打つ練習は力を入れてきた。でも、今日の投手は変化球中心で緩急を使った投球。僕の打席でも直球は1球もこなかった」と、4回1死からチェンジアップを捉え右前打を打つのがやっとだった。

青柳博文監督（42）は「1番は投手が課題。でも、こういう展開になると苦しい。打撃も強化していかないといけない」と、夏への課題を口にした。夏の大会まであとわずか。強打の高崎健康福祉大高崎の復活へ。清水は「僕たちの目標は負けないチーム。夏までに打撃をレベルアップしていきたい」と声を振り絞った。