鵡川は初4強には届かなかった。

東海大札幌の好投手門別から先制点を奪い、2点勝ち越された後も8回に1点差まで詰め寄るなど、粘りを見せた。小池啓之監督(70)は「門別君のボールが素晴らしかった。門別君の決勝セーフティースクイズも想定外。でも、うちの選手たちも持てる力を全部出してくれた。成長しました」。父一也さん(57)が駒大岩見沢の捕手として83年センバツに出場している佐藤佳は4回1死から右中間二塁打を放つも「悔しい。僕も甲子園に行きたかった」と号泣した。