大阪桐蔭の華麗なマーチングも、甲子園に帰ってきた。昨年度も第69回全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞するなど全国屈指の実力を誇る吹奏楽部と、チアリーダーたちが一塁側アルプスへ。初回裏、攻撃開始を告げる「TOINファンファーレ~サーカス・ビー」から、流麗な演奏を開始した。

「ウィリアム・テル序曲」や「紅蓮の弓矢」「グレイテスト・ショーマンなどのおなじみの楽曲に加え、智弁和歌山、智弁学園(奈良)の応援で人気の「アフリカン・シンフォニー」や今夏の高校野球応援ソングの平井大の「栄光の扉」といった新曲も含め、多彩で豊富なレパートリーを次々と披露。応援でも王者の力を示し、甲子園を魅了した。

6回裏には、現在放送中のNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のメインテーマ曲を力強く奏でた。“神応援”に背中を押されるように、海老根優大外野手(3年)が同点ソロを左翼スタンドにたたき込んだ。

 

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