九州勢最後のとりでで初の4強入りを狙う九州学院(熊本)は17日、軽い打撃練習や守備練習などで調整した。18日の準々決勝は、第4試合で聖光学院(福島)と対戦する。ヤクルト村上宗隆の弟で、4番を打つ慶太内野手(3年)は「聖光学院さんは甲子園常連校で、毎年名をあげているチーム。自分たちはチャレンジャーの意識で戦っていこうと思います」と意気込みを明かした。

初戦の帝京五(愛媛)戦では、左翼フェンス直撃の二塁打を含むマルチ安打。3回戦の国学院栃木戦では決勝打を放つなど、3打数1安打1打点だった。「疲労も取れて、体はいい状態です」。

熊本市で生まれ育ち、兄宗隆に憧れて九州学院に入学した。初のベスト4進出に向けては「ベスト4をかけた戦いになる。熊本県民の方々の応援が、今までの結果に出ています。明日も応援よろしくお願いします」と頭を下げた。