仙台育英(宮城)が下関国際(山口)に快勝し、東北勢として悲願の初優勝を果たした。同校は春夏合わせ4度目、東北勢は同13度目の決勝戦に臨み、初の全国制覇を達成。1915年夏の第1回大会から108年目、ついに大優勝旗が「白河越え」を果たした。

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田村隆寿氏(71年夏、福島・磐城の165センチエースで準優勝)「おめでとう。よくやった。いい試合でした。先に(駒大苫小牧の)田中将大投手(現楽天)に空路で白河の関を越えられてたからね。本当に良かった。私の時から51年もかかったけど、少し時間がかかりすぎたね(笑い)。自分は1人で投げていたけど、仙台育英は良い投手がそろっていた。時代が変わったね」

 

【まとめページ】仙台育英「白河越え」東北勢悲願の初V 記事&各界から祝福の声たっぷり