昌平が浦和学院を下し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。

先発した「背番号17」の1年生左腕・石井陽翔投手が緩急を使った投球を見せた。浦和学院打線を相手に6回途中3安打1失点と試合をつくり、計3投手の継投で逃げ切った。

打線は2ケタ10安打で6点を奪った。4番の斎藤陽貴捕手(2年)が勝利に貢献。0-0の1回2死二塁から先制の左前適時打を放つと、1-1の3回無死一、三塁からは勝ち越しの中犠飛を放った。

来春センバツ出場の参考資料となる秋季関東大会には地元開催の埼玉1位として参加。2回戦からの出場となり、1度勝てば4強入りの“スーパーシード”を勝ち取った。春夏通じて初となる甲子園出場へ、大きな1歩となった。