広陵(中国・広島)の「ボンズ」こと真鍋慧内野手(2年)が2年連続の神宮弾を放った。高校通算48本塁打目は貴重な追加点となった。

7回無死走者なし、東海大菅生・島袋の直球を完璧に捉えると、大きな弧を描いて右翼スタンドに入った。「真っすぐをしっかりと張って、甘い球が来たら打ってやろうという気持ちで打席に入りました。中国大会と県大会では全然打ててなかったので、神宮大会で1本出たらいいなと思いました。狙った球が1発で仕留められたので、とても良かった」。打った瞬間の当たりで、リードを4点差に広げた。ベンチではナインと抱き合って喜びを爆発させた。

真鍋は昨年の明治神宮大会準決勝・花巻東戦でも右翼ポール際の3ランを放っており、2年連続の神宮アーチとなった。

◆真鍋慧(まなべ・けいた)2005年(平17)6月17日生まれ、広島市出身。みどり坂小1年時に、瀬野ソフトボールクラブでソフトボールを始め、瀬野川東中では広島安芸リトルシニアに所属。広陵では1年夏からベンチ入り。ポジションは一塁。得意科目は体育と歴史。好きな戦国武将は伊達政宗。189センチ、91キロ。右投げ左打ち。

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