大会4日目は、準決勝2試合が組まれている。

 

【第1試合(午前10時)仙台育英(東北・宮城)-大阪桐蔭(近畿)】

今夏の甲子園初優勝を飾った仙台育英と、今春センバツ優勝で大会連覇を狙う大阪桐蔭の注目の一戦となる。

「夏秋連覇」を狙う仙台育英は、初戦で沖縄尚学(九州)に9回裏に史上初となる4点差の逆転勝利を挙げ、勢いに乗る。甲子園V右腕のエース高橋煌稀(こうき、2年)と、背番号11の最速147キロ左腕、仁田陽翔(はると、2年)ら投手陣に期待。

大阪桐蔭は、準々決勝でクラーク(北海道)に12-2の6回コールドで勝利。公式戦初本塁打を放った境亮陽外野手(1年)ら打線は好調。準々決勝で温存したエース前田悠伍投手(2年)の調子はいかに。

 

【第2試合(午後0時半)北陸(北信越・福井)-広陵(中国・広島)】

初出場の北陸は、初戦で英明(四国・香川)に4-3で逆転勝ち。初勝利を挙げ、勢いをつけた。連戦となるため、エース右腕の友広陸投手(2年)がカギを握る。

昨年の神宮大会準優勝の広陵は、初戦の東海大菅生(東京)戦に6-2で勝利。「ボンズ」こと真鍋慧内野手(2年)が初戦で高校通算48号を放つなど好調。長距離砲が打線をけん引する。