今春センバツ優勝の山梨学院が県大会の初戦に臨み、5回コールドで快勝した。新1年生4人を含む選手19人を起用し、14安打で18点を奪った。吉田洸二監督(53)は「1年生もどんどん使って高校野球は違うということを教えたかった。もう1回、3カ月利用して新しく夏のチームを作れたらと思ってやりました」と話した。

先発の中田有飛投手(3年)はセンバツでもリリーフとして2試合に救援登板。この日もストライク先行の投球で、2回を1安打4奪三振無失点と好投した。

打線は3回に打者15人で5安打9得点。4回も4番高橋海翔内野手(3年)の満塁弾を含む打者12人で5安打6点を奪い、点差を一気に広げた。

高橋はエースの林謙吾投手(3年)とともにU18日本代表候補強化合宿(4~6日)に参加。「特に疲れはなかった。合宿はピッチャーのレベルが高かったのでもっと頑張ろうと思った」と、夏に向けて気を引き締めた。