ともに投手力があり、ロースコアの競り合いが予想される。

センバツで2勝した高知は辻井翔大、平悠真投手の2年生コンビが健在。ともに140キロ台中盤の速球が光る。ほかにも速球派をそろえ、層が厚い。

打線は遊撃を守る門野結大内野手(3年)と強肩強打の高木心寧捕手(3年)が軸になる。

高知中央は初の決勝進出。「打倒明徳」でチーム力を高め、一気に花開いた。左腕の藤田一秀(3年)と右サイドの高橋秀斗(3年)が計算できる。準決勝では明徳義塾を2人のリレーで延長11回1失点に抑え込んだ。ともに粘り強く、接戦で強みを発揮する。

4番打者で奮闘している堅田紘可内野手(3年)も140キロ超の直球を誇る。

高知中央は女子野球部が21年、初めて甲子園で開催された全国選手権の決勝を戦った。男子も初の甲子園に王手をかけた。

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