日本高野連は3日、第105回全国高校野球選手権大会(甲子園)に出場する沖縄尚学が台風6号の影響で甲子園入りが当初の予定から遅れていることを考慮し、初戦を大会第5日目(10日)以降に組み込むことを発表した。

沖縄尚学は、2日の便で空路大阪入り予定も、台風の影響で足止めを食らった。大会主催者は移動やチーム練習がままならない状況を考慮することになり、特別措置に踏み切った。3日の組み合わせ抽選会は、7月31日に現地入りした比嘉公也監督(42)と、主将の佐野春斗内野手(3年)、大城英健部長(75)が出席することになっている。

関係者によると、チームはこの日の午後4時半に那覇を出発し、同6時半に伊丹着の飛行機に搭乗予定だという。