会心の「新庄トリック」が決まった。

3点リードの2回2死一、三塁。日本ハム新庄剛志監督(52)が出したサインは「フォース・ボーク」だったとみられる。

打者松本剛のカウントが1-1となり、一塁へのけん制を1球挟んで、トリックプレーを敢行。まずは一塁走者のスティーブンソンが二塁へスタートを切った。それを見て西武の先発左腕、隅田はボークを犯さずに一塁へけん制も、一塁手の村田はスティーブンソンを追いながら二塁へ送球。その瞬間に三塁走者の水野が本塁へスタートした。スティーブンソンは最終的に一、二塁間に挟まれて盗塁死となったが、その間に水野が生還して4点目を奪った。

この会心のトリックプレーは今季初めて仕掛けて大成功。新庄監督もバンザイをして喜んだ。

◆フォース・ボーク

走者一、三塁の場面で行われるサインプレー。三塁走者に背を向ける左腕投手に対し、2人の走者が連動して動くことでけん制動作に動揺を与え、ボークを誘発し三塁走者が生還すること。この場合の「フォース」は「強制する」の意味。ここから解釈が拡大し、右投手の場合でも一塁走者が故意に飛び出し、守備陣の注意を引きつける間に、三塁走者がホームを陥れるプレーに対して用いられている。

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