今夏甲子園で8強入りした花巻東(岩手)の千葉柚樹内野手(3年)が13日、首都大学リーグの筑波大に合格した。1年春からベンチ入りする強打者は「先輩の宮沢さんと(田代)旭さんが進学してるので、自分もそこで一緒に戦って日本一を目指したいと思いました」。高校時代にチームメートだった宮沢圭汰内野手、田代旭捕手(ともに同大1年)との共闘を心待ちにした。

ドジャース入団が決まった大谷翔平の直系の後輩にあたる。姉体小、水沢南中、花巻東という歩みは全く一緒で「すごい光栄です」と声を弾ませる。プロスポーツ史上最高額の契約で名門入りする先輩については「日本だけではなくて、海外からもそれぐらいの高い評価で、すごい尊敬してますし、自分もやっぱり刺激をもらってるところがあるので、活躍したいなっていう思いになります」と力を込めた。

高校通算140本塁打の佐々木麟太郎内野手(3年)らと中軸を担い、主将としてチームをまとめてきた。今夏甲子園では勝負強い打撃で打率4割6分7厘、4打点と爆発。大学4年間を経て、さらに上の舞台を見据える。「自分は将来、社会人やプロ野球を目指したいと思ってるので、土台をしっかりつくって、結果を残していきたい」と意気込んだ。