高崎健康福祉大高崎がベスト8に入った。

左腕エース佐藤龍月投手(2年)がスライダーを存分に生かしながら、7回無失点の好投。「初回から打たれる心構えができてたんですけど、打たれても平常心で投げられて良かったです」と尻上がりに調子を上げ、4回以降は降板まで走者を許さなかった。

140キロ台後半をたたき出す石垣元気投手(2年)とのリレーで、明豊をゼロ封。青柳博文監督(51)も「前回より落ち着いて投げてくれました。頼もしいですよね」と2人の2年生投手をほめた。

午前9時開始予定だったため、起床は朝4時。しかし午後1時開始に予定が変わり(最終的に1時33分試合開始)、ホテルでも部屋待機の時間があった。その間も「部屋でもずっと投げることを考えていました」と佐藤は気持ちを切らさず、マウンドでもしっかりパフォーマンスを発揮した。

28日に予定される準々決勝では、関東大会で2-3と惜敗している山梨学院が相手になる。「自分が先発するつもりで」と佐藤は気持ちを引き締め直した。

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