磐田東は佐久間・新居を19-1の5回コールドで退け、大勝発進。この日勝利した9校は、31日の県切符をかけた代表決定戦に臨む。

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磐田東が圧勝で春の初陣を飾った。0-0の3回。1死一、二塁から重盗を仕掛けると相手捕手の悪送球も絡み、二走の堀場稜司外野手(2年)が一気に生還した。堀場は「自分たちの判断で走った。大量得点のきっかけになって良かった」。積極的な走塁で奪った先制点を皮切りに、畳みかけた。その回は打者12人の猛攻で8得点。続く4回にも打者14人で11点を加え、佐久間・新居の合同チームを寄せ付けなかった。

チームでは山本幸司監督(47)が、来月6日で退任することが決定。現体制での公式戦は、浜松城北工との代表決定戦を含めて残り2試合となる。浅井雄亮主将(2年)は「監督と一緒に1試合でも多く勝ちたい」。堀場も「全部勝ちたい」と力を込めた。