高崎健康福祉大高崎(群馬)が春夏通じて初の決勝進出を果たした。

エースの佐藤龍月投手(2年)が左手中指の負傷で長いイニングを投げられない状況で、石垣元気投手(2年)が7回4失点で何とか踏ん張った。青柳博文監督(51)も「試合を作ってくれたので感謝しています」と評価。最後の2イニングを佐藤が投げ、指先を赤くしながらも28球を投げ、逃げ切った。「痛みに耐えてよく投げてくれました」と感謝を重ねた。

打線も7回に適時打を集中させての逆転勝利。「気負わず、群馬県に優勝旗を持ち帰りたいです」と31日の決勝へ意気込んでいた。