高校野球の甲子園大会に春夏35回出場し、計40勝を挙げた阪口慶三氏(79)が関商工(岐阜)の特別顧問に就任して指導に携わることが1日、分かった。週に数回グラウンドで選手や監督のサポートする。

健康上の理由で、昨年限りで大垣日大(岐阜)の監督を退任していた。同氏は母校の東邦(愛知)を38年間率い、2005年から大垣日大の監督を務めた。一昨年のセンバツで昭和、平成、令和の3元号で甲子園勝利を達成。関商工とは、江崎大輔監督にかつて指導法を教えたことがあり、その縁で今回の就任につながった。