今春のセンバツ高校野球で初優勝した高崎健康福祉大高崎(群馬)が20日、春季群馬大会2回戦で前橋東に8-1で8回コールド勝ちした。甲子園後初の公式戦は佐藤龍月投手、石垣元気投手(ともに2年)のダブルエース、今秋ドラフト候補の箱山遥人捕手(3年)らはベンチ入りせず。青柳博文監督(51)は「いろいろ選手を使って、夏に向けて活性化させたい」と選手層強化を今春のテーマに掲げている。

なお、センバツ後の佐藤、石垣の調整については「基本的に休ませていて、軽いキャッチボールくらいから」と説明。プロ志望の箱山は木製バットでの練習も進めていることを明かし「DHで練習試合に出したりしています」と話した。箱山らの公式戦出場やベンチ入りについては「一応(27日の)準々決勝くらいからを考えています」と現時点での構想を口にした。